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現地直輸入の自社フェアトレード・有機コーヒー販売
(株)ウインドファーム

フェアトレードに取り組んで約40年。手間暇かけた有機コーヒーや紅茶等の販売を通して、
「助け合いや分かち合いが幸せを広げていく」
というメッセージが多くの人に伝わることを願っています。

ご予約・お問合せ

TEL:093-202-0081

<煎りたてのおいしさ>
丁寧に栽培された有機栽培コーヒーを最高の状態で味わってほしい。
そんな想いからウインドファームではご注文を受けてから焙煎を行なっています。

<こだわりの焙煎度合い>
焙煎専門のスタッフが、それぞれの産地の生豆の特性や季節による豆の状態の変化を見極めながら焙煎しています。
産地の違いだけでなく、収穫後まもない新しい生豆と収穫後時間の経った豆では水分量が異なるため、豆の状態を確認して焙煎の仕方を工夫しています。
焙煎は深くなるほど、豆本来の甘みや酸味が薄れ、苦味が強くなります。弊社では良質な有機栽培豆の味わいをお楽しみいただくために、ベースの焙煎度合いを浅めにして、ミディアムローストを普通煎りとしています。

<「国際産直」から「フェアトレード」へ>
35年ほど前、弊社において有機コーヒーの輸入、販売に取り組み始めた頃、新聞でその取組みが紹介された際は「国際産直」という言葉が使われていました。時代は変わり、フェアトレードという言葉は社会に浸透し、いつしか弊社の取組みも「国際産直」ではなく「フェアトレード」という言葉で紹介されるようになりました。生産者から、フェアな価格で買い取ることが一般のフェアトレードで最も重視されているフェアのようですが、弊社ではフェアの中にいろいろな意味を込めています。

<産地への支援>
弊社では、生産者が決めた価格で買い取り、生産者の経済状況に応じて通常、半年から1年の先払いをしています。また、一般の会社が支出していないことにも支出していることが多々あります。例えば、産地で働く技術指導員の給与の支援、生産地域の図書館を作る支援、農道整備や天災(霜や雹の害など)の復興支援などです。エクアドルやメキシコの生産地域での「鉱山開発」を食い止めるため、地元の環境保護団体に寄付したり、この問題を広く知ってもらうために講演会やフォーラムを開催したりしています。もし、鉱山開発が始まってコーヒーが生産できなくなったら、他の生産者を探すのが一般的なやり方かもしれません。しかし、弊社の考えるフェアトレードというのは、生産者と共に森を守る活動を一緒にやっていくことも含んでいます。
の生物・未来世代とのフェアのため>
<他の生物・未来世代とフェアのため>
弊社では、有機栽培であることを重視しています。一般的には、生産者からの買い取り価格の部分が、フェアであることが重要とされ、農薬や化学肥料を使っていても(つまり有機栽培でなくても)フェアトレードと呼ぶこともあるようです。しかし、弊社ではフェアトレードの「フェア」に人と人とのフェアだけでなく、人と自然(生態系=他の生物)とのフェア、今の世代と未来世代とのフェアも重視しています。その意味でも人と自然が共存できる森林農法(アグロフォレストリー)を広めていきたいと考えています。

<有機栽培の大切さ>
世界で最も農薬が多量に使われている作物が綿花で、2番目に多いのがコーヒーと言われています。おそらく、この二つの作物が無農薬で生産されたら、世界の農薬使用量は3分の2に減少するはずです。それほどにこの2つには、多量の農薬が使用されています。
農薬や化学肥料は、商品への残留問題だけでなく、生産者の健康を害し、地域の環境をも汚染し、未来世代に引き継がれるべき生態系を破壊してしまいます。
弊社は、その事実を深く受け止め、農薬や化学肥料を使わない有機栽培を世界に広めたいと願い活動してきました。
生産者が有機栽培に安心して取り組めるように、安定した価格で買い取ることの他にも、有機フェアトレードコーヒー国際会議を開いたり、小規模の生産者が有機JAS認定を受けることが可能になるように、メキシコの認定機関の支援を行ったりしてきました。。

<生産地での栽培の技術>
弊社と取引のある生産者は、農薬の問題を早くから理解し、有機栽培に取り組んできた方々です。有機栽培で美味しいコーヒーを栽培するために、それぞれの生産地で工夫を凝らしています。
エクアドルのインタグコーヒー生産者協会では、コーヒー豆の精製で残ったコーヒーの果肉や殻をミミズコンポストで堆肥化して肥料として活用しています。
ブラジルのジャカランダ農場では、化学肥料を使わず、土壌を豊かにするため、堆肥を施す他にも、コーヒーの樹の間にマメ科の植物を植えて緑肥にする取り組みを行なっています。
コーヒーの果実の別の使い方として、メキシコのトセパン協同組合では、この果実からアルコールを作り、コーヒーの害虫であるブロッカという虫を捕獲するトラップを作っています。
こうした有機栽培の取り組みは、多くの手間がかかりますが、農薬による健康被害の心配がなく、さらには農園の中で養蜂に取り組むことも可能になるなど、生産者の暮らしを豊かにしています。

 ウインドファームでは、有機栽培であるだけでなく、森林農法(アグロフォレストリー)によって「森を守り、森を育てる」生産者を積極的に応援しています。特に、エクアドルのインタグコーヒー生産者協会とメキシコのトセパン協同組合は、森林農法に取り組む生産者のモデル的な存在であり、NHKや民放のテレビ番組などで紹介されています。(2018年12月からメキシコではトセパン協同組合をモデルとして、国策として森林農法を推進しています)

<森林農法で安定した暮らし>
コーヒー栽培は、一般的にはコーヒーだけを大量に栽培するプランテーション農法が主流ですが、こうした農法では大量の農薬や化学肥料が使用され、たくさんのコーヒーを「効率よく」栽培することができる反面、天候不順などでコーヒーが不作になった時には、生産者は自給用の作物や他の換金作物が無いために、生活が不安定になりがちです。
森林農法のコーヒー園では、コーヒーだけでなく、いろいろな樹木が植えられています。建材やオールスパイスなどの背の高い木やバナナ、オレンジ、マンゴーなどの多様な果樹などに交って、コーヒーの木も育っています。
様々な種類の木がある森の中では、コーヒーが分散していて作業に手間がかかる一方、生態系の保護と生産者の安定した暮らしを支える上では、とても役立っています。
たくさんの種類の木があることで、森から、食料、薬、木材、飼料、燃料、樹脂など多くの恵みを得ることができます。
オールスパイスなどの背の高い木は、直射日光が苦手なコーヒーの木に日陰をつくってくれます。そして、樹木の落ち葉やバナナ収穫後に残る茎や葉などは、土に返ることでとてもいい肥料となります。さらに、コーヒーの収穫が不安定な時も、森林農法のコーヒー園は他の作物を自家消費や販売用として提供してくれるのです。

<持続可能な森づくり>
多様な木や草花などの植物が生き、森をすみかにする動物や鳥類が活き活きと暮らしている状態を「生物多様性が豊か」と言います。
生物多様性の豊かな森林農法の森には、年間100種類以上の鳥類が見られ、多い所では200種類もの鳥を見ることができます。コーヒーだけの単一栽培においては、数種類の鳥類しか見ることができません。
生物多様性が豊かな場所には、害虫と共に天敵となる別の虫がいて、病原菌にも拮抗する別の菌が存在しています。結果として、害虫や病気の菌だけという偏った環境になりにくく、全体のバランスがとれることで、木自体も健康になり、農薬や化学肥料を使用せずに有機栽培をすることができるのです。
中南米にコーヒーが持ち込まれる前から、先住民の伝統文化の一つとして森林農法が営まれていました。
地球温暖化防止や生物多様性の保護の観点からも、今改めて注目されています。

おかげさまで、ウインドファームグループは、2024年で創業37周年を迎えることができました。

「ビジネスを通じて、社会をよりよく変えていきたい」「いのちを大切にする仕事を広めていきたい」との思いを持ち続けて事業を展開してこられたのは、生産者の皆さんとウインドファームをご支持いただいている皆さんのおかげです。心からお礼を申し上げます。

これからもウインドファームは、いのちを大切にする仕事を通して「今、生きている人間だけでなく動植物や未来世代も含めた皆が幸せに生きていける社会を創っていく」その一員であり続けたいと願っています。

住所 〒807-0052 福岡県遠賀郡水巻町下二西3-7-16
カテゴリー 有機コーヒー・オーガニック食品etc.
TEL 093-202-0081
FAX 093-201-8398
Email info@windfarm.co.jp
ホームページ https://www.windfarm.co.jp/
代表者 中村 隆市
営業時間 9:00~17:00
店休日 土曜・日曜・祝日、お盆、年末年始
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